夏冷え対策
これでもか!というほどギンギンに冷やしていた昔と違い、省エネが叫ばれるようになった昨今はオフィスの空調温度設定も上がりつつあるようです。しかし、しかし。女性たちの夏冷え体質は相変わらずのようです。
例えば「夏でも冷えを感じるひと!」の問いかけに、いったいどれくらいの女性が手を挙げると思われますか?
とある調査(※1)によると、「夏冷え」を感じると答えた女性が、なんと4割以上に上ったそうです。
こんなに暑い夏なのに、女性たちの体は冷えているんですね。
さて、パソコンの前のアナタはいかがでしょうか?
※出典:花王調べ「冷えの意識調査」より(2006年)
夏冷え防ぐには、なにより身体を冷やさないことが大切です。とはいえ、お勤めの方はオフィスの空調を勝手にいじるわけにもいきませんよね。電車の中や外出先もまた然り。冷えは徐々に身体にたまるので、出社時には温かかったはずの足先も帰宅時には冷え冷えに。サーモグラフィで観ると、その温度の違いが一目瞭然です。ね、一日を終えるころにはこんなに冷えてしまうんです。
※出典:東京ガス都市生活研究所調べ 「夏の入浴ー夏を快適に過ごすための入浴活用法ー」(2001年)
室温管理が難しいのならば、せめて、薄着をしない、身体を温める食べ物をとるなど、個人でできる“身体を温める努力”が重要になります。
“身体を温める”といえば忘れてならないのが、我らがお風呂!冷えた身体も温かいお湯につかることで血流が良くなり、たまった冷えを体外に追い出すことができるのです。
ということで。昨今は「夏はシャワーで済ます」という方も多いようですが、夏冷えにお悩みの方は「夏こそお風呂派」になりましょう。しかも、半身浴によるゆったり入浴がおすすめです。何故なら、この入浴法ですと一層血流がよくなり、冷えきった足先までしっかり血液を行き渡らせてくれるのです。下のグラフは、入浴中〜入浴後の足甲部分の総血流量を示したものです。半身浴が突出しているのがわかりますね。
※出典:東京ガス都市生活研究所調べ「夏の入浴ー夏を快適に過ごすための入浴活用法ー」(2001年)
ね、けっこうな差がありますでしょ?血流がよくなると冷えはもちろん、むくみの解消にもつながります。女性には嬉しい話ですよね。
「冷えにはゆったり半身浴」ということがわかっていただけたところで、続いては具体的な入浴手順をご紹介したいと思います。ぜひ実践してみてください!

冷えがひどい人は「温冷交代浴」を。42℃以上の熱いお湯に半身浴で3分間、浴槽から出て手足に冷水を10秒間。これを5回ほどくり返します。体への負担も大きいので、無理はなさらないように!
冷えがひどい人は「温冷交代浴」を。42℃以上の熱いお湯に半身浴で3分間、浴槽から出て手足に冷水を10秒間。これを5回ほどくり返します。体への負担も大きいので、無理はなさらないように!
浴室を出る直前に、冷感の強い部分へ熱いシャワーと冷たいシャワーを交互にかけます。湯温は無理のない範囲で設定をしてくださいね。
浴後はとにかく冷やさないことが大切。すばやく水分を拭き取ってパジャマを着ましょう。
夏冷えに負けないためには、温め対策を講じるとともに体温調節機能の回復にも努めたいところです。では、そのためにどんなことをすればよいのでしょう?
先ごろ東京ガスが行った実験(※)によると、週に3回ほどミスト浴をプラスすることで、体温調節機能に回復の兆しが見られることがわかったそうです。
つまりミスト浴を習慣化することで、冷えが解消されやすい身体になるということなんですね。
※出典:東京ガス調べ「夏の冷えに対するミストサウナ連浴の効果」(2009年)尚、本研究の成果は、平成21年度空気調和・衛生工学会大会にて発表する予定です。
「習慣化」といっても、毎日必ずというわけではなく、一週間に3回ほどで大丈夫。しかも一回につき10分程度浴びるだけ。とっても手軽です。
夏はシャワーだけで済ませてしまうという方は、せめて週3回のミスト浴をプラスしてみてはいかがでしょう?ちゃんとお湯につかっているという方も、さらなる改善をめざしてぜひミスト浴を取り入れてみてください。夏冷えさんの強い味方になるはずです!
半身浴で冷えを取り、ミスト浴で体温調節機能を改善、そしてさらには入浴前後にこんなひと工夫を。レッツ血行促進!
「入浴の前にジンジャーティー」
入浴前の水分補給には、発汗作用のあるジンジャーティーを。入浴30分前に飲むと、入浴時の代謝能力が一層高まります。
「入浴の最後にツボシャワー」
冷え取りに効果的なツボは二カ所。手首のツボ(陽池<ようち>)と足の小指のツボ(至陰<しいん>)。この二カ所に、ちょっと熱めの42〜43℃の温水シャワーを2〜3分当てます。













