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昆布風呂にパセリ風呂。キレイをつくる10の季節風呂。

昆布風呂にパセリ風呂。キレイをつくるおもしろレシピ。キレイをつくる10の季節風呂 こんな冊子ができました!

ある日の湯の国Web編集会議にて。編集メンバーとして参加してくださっている東京ガス・都市生活研究所の興梠さんが、「こんな冊子ができました」と言って、できたてホヤホヤの冊子を配ってくれました。

その名も「キレイをつくる10の季節風呂」。とっても気になるタイトルです。ページをめくると、かわいいイラストとともに、10種類の季節風呂が紹介されていました。最初はカモミール風呂、続いてグレープフルーツ風呂。ここまでは「フムフム」と読んでいたのですが、次のページあたりから「フムフム」が「ンンン!?」に変わっていきました。

だって、3つ目はセロリ風呂!!!4つ目は柿の葉風呂、5つ目は米ぬか風呂と来て、6つ目には昆布風呂!!!さらにはパセリ風呂なんていうページも!!!もう目が点です……。日本酒風呂やはちみつ風呂がおとなしく見えてきます。最後のハトムギ風呂のページをめくったころには、「これって、お風呂の冊子だよね?」と頭にはてなマークが。

あまりにもおもしろいので、湯の国Webでもその一部をご紹介させていただくことにしました。しかも、制作秘話を交えたインタビュー付きです。ページの最後には「キレイをつくる10の季節風呂」のプレゼントのお知らせもありますよ。どうぞお見逃しなく!

湯の国インタビュー「興梠さん。発刊のきっかけを聞かせてください」

「キレイをつくる10の季節風呂」を制作した東京ガス・都市生活研究所の興梠真紀(こおろき まき)さんにお話をうかがいました。

東京ガス・都市生活研究所の興梠真紀さんにお話をうかがいましたよ。興梠さんはお風呂のスペシャリスト!!!

湯の国 発刊のきっかけは?

興梠 1998年に東京ガス・都市生活研究所で『季節のお風呂』という冊子を作りました。ユズ、ショウブ、ショウガといった四季折々の植物を使って楽しめる13種類の薬湯を、入浴実験で得たデータとともにご紹介したのですが、これが各方面からご好評をいただいて。『季節のお風呂』の発刊から10年以上が経ちますし、新たな季節のお風呂をご提案できればいいなと考えました。

湯の国 季節のお風呂』は湯の国Webでも『お風呂十二ヶ月』としてコンテンツ化させていただいています。前回は季節感や和の風情にがテーマになっていましたが、今回のテーマは美容なんですね。

ゴミとして捨てちゃう前にお風呂で楽しんでみよう!

興梠 はい。今回は美容にテーマを絞って10種類の季節風呂を選出しました。保湿や肌荒れ改善効果などの特徴がある素材で、【1】自然に近い素材であること、【2】皮などムダにならないモノであること、【3】手に入りやすいモノ、を基準に数ある候補の中から絞り込んでいきました。スクリーニング調査の段階では20種類ほど実験にかけました。

湯の国 他にどんな候補があったんですか?

興梠 バラとか桃の葉とかユーカリとか。りんごの皮なんかもありました。でも、りんごの皮は実験結果がかんばしくなくて。最初は精油も候補にいれていたのですが、やはり生素材でやっていただくのが一番だろう、と。日常生活の範囲で手に入りやすいモノであることも意識して選びました。

右側にコードがついているの、見えますか?保湿効果をチェック!

湯の国 今回も各ページに実験データが載っています。

興梠 1種類につき10項目の測定項目を設けました。重点的に測定したのが肌荒れ改善に関する項目です。マイクロスコープ画像、キメ画像、剥離細胞画像と3種類の画像を撮りましたし、水分蒸散量の測定、キメ係数の測定もしました。

湯の国 実験はどのように?

興梠 さら湯での足浴と、それぞれの素材をいれたお湯での足浴、それぞれ前後の測定を行うんです。各3名ずつ実験をしました。

足浴後は、うるおいを測定したりキメを測定したり。

湯の国 10種類の中で興梠さんのおすすめは?

興梠 そうですね。だいぶん冷えるようになってきたので、保湿効果や保温効果のある『昆布風呂』なんかいかがでしょうか。昆布でしたら常備なさっているお宅も多いと思いますし、お試しいただきやすいのではないかと思います。昆布風呂の実験データでは、肌のキメが整い、かさつきの改善が見られることがわかりました。手軽にできるタラソテラピーといったところでしょうか。これからますます空気が乾燥する時期になりますので、スキンケア感覚でお試しいただければと思います。
時期は過ぎてしまいましたが、夏のセロリ風呂もおすすめです。青臭いのでは?と思ってらっしゃる方も多いと思いますが、これが意外にも爽やかな香りで!肌もさらっとしますし、夏のお風呂にぴったりでした。清涼感のある素材なので、お試しは来夏まで待っていただいた方がいいかもしれませんね(笑)

昆布風呂・セロリ風呂の作り方

● 昆布風呂の作り方
乾燥させた昆布を5cm角ほどに切ります。硬くて切りにくい場合は、ぬれ布きんで拭いて柔らかくすると良いでしょう。1つかみ分を布袋に入れるか、さらし布などで包み、ほどけないように紐で縛っておきます。鍋に布袋を入れて水から煮出し、沸騰させたら煮汁と布袋を浴槽に入れます。

実験データによると、昆布湯はさら湯に比べて肌の水分量が増加。キメも整い、かさつきの改善も見られる。また保温効果にもすぐれ、冷水負荷後の皮膚温回復が早いという結果も。
昆布風呂グラフ

● セロリ風呂の作り方
セロリの茎2〜3本分の葉だけを使います。茎から葉を外したら流水でよく洗い、水をきっておきます。葉を包丁などで刻んで、布袋に入れるか、さらし布などで包み、ほどけないように紐で縛っておきます。お湯をはった浴槽内で3分ほど揉んだあと、そのまま入浴します。

実験データによると、セロリ湯はさら湯に比べて肌色が明るくなりました。また、肌のかさつきも改善され、キメが整うという結果も得られています。捨てられてしまいがちなセロリの葉。ぜひお風呂で活用を!
セロリ風呂グラフ パセリ風呂に挑戦してみましたよ paseri_photo.jpg paseri_photo_bath.jpg

いい香りでびっくり!
パセリ風呂、おすすめです!

パセリは2束ほど用意。流水でよく洗って水を切り、軸ごと包丁で刻みます。布袋に入れるか、さらし布などで包み、ほどけないように紐で縛っておきます。浴槽に入れて3分ほど揉んだあと、そのまま入浴します。
いざ入浴!とバスルームの扉を開けると、湯気にのってフワーと爽やかな香りが漂ってきました。え!これがパセリの香り!?

paseri_graf.jpg

お肌にもうれしいパセリ風呂
浴槽に浮かぶパセリを揉むと、たしかにあのパセリの香りが。でもバスルーム全体に漂うのは、もっとやわらかな香りなんです。
パセリ湯はさら湯に比べて肌の水分量が増加という実験データが出ています。その他、保温や透明感UPという結果も。パセリってお料理に使うのは少しだけだったりしますよね。残りはぜひお風呂行きにしてみませんか?とにかくいい香りでおすすめです!

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