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入浴と脳のいい関係

入浴と脳のいい関係

「お風呂につかると疲れがとれる」そう感じたことはありませんか?実際こうした感想をよく耳にします。しかし!!その実感は果たして本当なのか!?この度発表された東京ガス都市生活研究所から、この実感を裏付ける興味深い実験レポートが発表されました。

お風呂は体を温める! 皮膚血流量の変化グラフ

まずはこちらをご覧ください。入浴中〜入浴後の「皮膚の血流量」を計ったグラフです。浴槽入浴とミストサウナ浴が突出しているのがわかります。一般的に血流の増加は疲労の回復と深い関係があると言われています。入浴しなかった場合と比べてその効果は一目瞭然!また、「入浴」とひとくちに言っても、残念ながらシャワー浴では血流の増加は見られません。

しかも体の芯まで温める! 直腸温の変化グラフ

次にご覧いただきたいのはこちらのグラフ。これは「直腸温の変化」を計ったものです。こちらも浴槽入浴とミストサウナ浴の数値が高い結果となっています。血流が増加し、体が芯から温まっていることがわかります。こちらもシャワー浴の結果が芳しくありません。やはり、体をしっかり温めるという意味では、シャワー浴はイマイチ力不足のようです。

そして筋疲労も癒される 筋電図平均周波数の変化グラフ

では、血流が良くなり、体が芯から温まったことで、本当に疲れはとれているのでしょうか?? そこで、こんな実験もなされました!これは、わざと体に負荷を与え、その後各条件ごとに筋電図を測定したグラフです。入浴直後は「入浴なし」が有意でしたが、時間とともに「浴槽入浴」と「ミストサウナ浴」の数値が上がっているのがわかります。つまり、「お風呂につかると疲れがとれる」は気分的なものだけではなく、実際に筋疲労が回復しているんです!

お風呂は脳まで癒す 負荷実験前後の脳の疲労指標値の入浴前後での変化

でも……わたしの疲れは身体的なものじゃなく精神的なものだから……という方も多いことでしょう。でも大丈夫!入浴の疲労回復効果は、脳の疲れにもバッチリ効いていました!

まずはこちらのグラフをご覧ください。これは「脳の疲れのたまり具合」を計ったグラフです。浴槽入浴とミストサウナ浴の「脳の疲れのたまり具合」が弱まっているのがわかります。入浴なしと比較して、その差は歴然です!

反応が強く速くなるということは? 負荷実験前後の脳の反応(事象関連電位P300)の振幅値の変化【Cz部位】グラフ 負荷実験前後の脳の反応(事象関連電位P300)の速さの変化【Cz部位】グラフ

でも、“脳の疲れのたまり方が弱まる”と言われても漠然としていてよくわからない……というアナタ!この実験結果はいかがでしょうか?

これは聴覚テストに対する反応の強さと速さを計ったグラフです。「浴槽入浴」と「ミストサウナ浴」の反応が強く、より速くなっているのがわかります。「反応が強くて速い」ということは、要するに「注意力が高く判断力が速い」ということ。つまり、浴槽入浴やミストサウナ浴によって血流が増加&体が芯から温まることで、脳の疲れがリセットされ、注意力や判断力が回復したと言えます。

脳が癒えると作業効率アップ 入浴前後のアメフリ抹消タスクパフォーマンス変化グラフ

そこで……最後はこのグラフ!!これは入浴前後の作業効率を比較したグラフです。「入浴なし」に比べて「浴槽入浴」と「ミストサウナ浴」の作業効率がアップしていることがわかります。

まとめ f_1201_photo.jpg

今回の実験で入浴、特に浴槽入浴とミストサウナ浴をすることで、体の疲れはもちろん、“脳の疲れ”という精神的な疲れも和らぐことがわかりました。

また、実験結果から、脳の疲れのたまり具合が弱まると、判断力や注意力が回復し、その結果、作業効率がアップするのにつながるともいえそうです。例えば受験勉強など、長時間に渡って脳を使う作業に追われているときは、ブレイクタイムでお風呂を利用してみるのもよいかもしれません。体も脳もシャキッとして、作業効率がよくなる可能性大! 浴後は体を冷やさぬよう、万全の防寒対策をしてくださいね。

出典/東京ガス都市生活研究所「浴槽入浴・ミストサウナ浴の疲労回復効果〜毎日の入浴で体も頭もスッキリ〜」

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