冷え性さんは「午後9時入浴」
私たちの体は夜になると自然と眠くなり、朝が来ると自然と目覚めます。
人間の体にはもともと備わった生体リズムがあります。
しかし、この生体リズムは陽の光や気温、生活サイクルに影響を受けやすく、例えば海外へ行くと時差ぼけになりますし、夜更かしをすると朝になっても起きられないなどリズムに狂いが生じます。
今回のテーマは「冷え性」ですが、実は冷え性にもこの生体リズムが関係しているのです。
というのも、冷え性と関わりの深い自律神経は、生体リズムにしたがって変動しています。
本来、日中は交感神経にスイッチが入るため活動モードになり、夜になると副交感神経にスイッチが切り替わってリラックスモードに入ります。
しかし、このバランスが崩れると血行が悪くなったり、体温調節がうまくいかなくなったりして、冷え性の症状が起こることがあります。
自律神経はストレスの影響をうけやすく、冷え性でお悩みの方の中には、夜になっても交感神経のスイッチが入ったままの人も多いようです。
そんなとき頼りになるのがお風呂!ぬるめのお湯につかると、交感神経から副交感神経への切り替えがスムーズになり、自律神経の働きが正常化しやすくなります。
冷え性の改善には、まず生体リズムを整えることが大切です。お風呂を上手に活用しましょう。
副交感神経を優位にしてくるのは、ぬるめのお風呂。シャワーや熱いお湯は交感神経を活発にしてしまうので逆効果!
37℃〜39℃のお湯に20分ほどつかりましょう。好きな香りの入浴剤を入れたり、やさしい音楽をかけたり、照明を落としたり。自分がリラックスできるよう環境を整えるのも有効です。
実はお風呂も生体リズムにのっとって入るのが理想的。体温は午前3時ころに一番低く、午後3時ころに一番高くなります。
体温が下がりすぎてからだとお風呂の温熱効果も得にくくなってしまうので、冷え性にお悩みの方は体温が下がりきる前の午後9時ころ入浴するのがおすすめ!
ちなみに、不眠でお悩みの方は、交感神経を刺激するホルモンが減る午後7時ころの入浴がおすすめです。
血行を改善する効果のあるツボを二つご紹介。水圧を上げたちょっと熱めのシャワーで2〜3分刺激してみてください。
※空腹時や食後40分くらいは避けるようにしてください
※ツボシャワーをした後は激しい運動やアルコールの摂取を控えてください
・陽池/薬指と小指の付け根と手首の突起した骨を結ぶ線上と、手首を外側に曲げた際にできる太いシワの交わるところにあるツボ
・至陰/足の小指の爪の生え際外側にあるツボ
監修:佐藤一美先生 出典:しあわせバスタイムレシピ













