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お風呂と眠りのいい関係

お風呂と眠りのいい関係

みなさん、よく眠れていますか? 寝ている間、私たちの体内では成長ホルモンが分泌され、体の成長を促したり、体の組織の再生をしたり、疲労を回復したり、健康を保つためのさまざまな働きが行われています。まさに“眠りは健康の基本”なのです。

実は眠りとお風呂には深い関係があります。お風呂をに入ってしばらくすると、眠気を感じることにお気づきの方もいるのではないでしょうか?キーワードは“体温”と“リラックス”。今回は「お風呂と眠りのいい関係」について掘り下げていきたいと思います。

どうしてお風呂が眠りにいいの?「体温を上手に下げることができるから」

◎お風呂あがりに眠くなる理由とは?
お風呂に入ると体が温まり、血管が拡張します。これが“お風呂と眠りのいい関係”ひとつめのポイントです。わたしたちの体は深部体温が下がると眠くなるようにできています。このメカニズムを利用して、スムーズな入眠を促しましょう。

血管が広がり、血流がよくなると、体外に熱を放出しやすくなります。体温は一時的に上がりますが、体が熱放出しやすい状態になっているため、浴後は徐々に低下していきます。お風呂あがり、しばらくすると眠気を感じるのにはこうした理由があるのです。

◎シャワーだけはダメ!?眠りには浴槽入浴
最近はシャワーだけで済ませる人もいるそうですが、眠りのことを考えるとぜったい湯船に浸かるべき!こちらのサーモグラフィをご覧ください。温まりの違いが一目瞭然です。
夏になると「湯船につかると熱くて眠れなくなる」という人がいますが、これは勘違い。前述の通り、シャワーだけでは必要な体温低下が行われません。暑い季節も、湯船で体をしっかり温めて、熱放散で深部温度を下げる原則を守りましょう。お風呂と眠りのいい関係に、季節は関係ないのです。 シャワー浴と浴槽入浴のサーモ比較画像

◎浴室の温度にもねむり効果!?
さらにワンポイント!より血行を促進するために、浴室の温度にも気を配りましょう。浴室温度によって、浴後の血流量にこんなに違いが出ます。
入浴後の血流量グラフ

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どうしてお風呂が眠りにいいの?「心身ともにリラックスできるから」

「明日のプレゼンのことを思うと緊張して眠れない……」そんな経験はありませんか?“緊張”は眠りの大敵です。よりよく眠るためには、リラックスしていることが大事。ここで“お風呂と眠りのいい関係”ふたつめのポイントです。

温かいお湯につかると体の緊張がほぐれ、副交感神経が活発になります。副交感神経が活発というのは、リラックスしている状態ということ。お風呂に入ると「フーッ。。。」と深いため息がもれるのは、心身ともに緊張がゆるんでいる証拠です。

眠気を誘う入浴法は?「ぬるめのお湯で半身浴が基本」

f_1505_ill_01.jpg半身浴は体への負担も少なく、よりリラックスできる入浴法です。体を芯から温めるため、長めにお湯につかりましょう。この入浴法は汗をたくさんかくので、事前の水分補給を忘れずに。

半身浴と眠りの関係は、体温上昇の実験結果からも明らかになっています。スムーズな入眠に必要な体温上昇は0.5℃といわれています。下記のグラフをご覧ください。38℃のお湯に30分間半身浴した場合の体温上昇は0.55℃!高過ぎず低過ぎず、まさに理想的な体温上昇です。 入浴による体温上昇実験の結果グラフ

ご自分の好みの入浴剤やエッセンシャルオイルなどを入れて、視覚や嗅覚からもリラックスできればなお良しです。明るい照明は刺激になるので、できれば照度を少し落としましょう。
パナソニックの「フラットラインLED照明(調光)」など、最近では明るさはもちろん、光の色をスムーズに変えられる照明も出ています。ぜひチェックしてみてください。

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ミストサウナの眠り効果に注目!

f_1505_misty.jpg温まり効果が高いことで知られるミストサウナ入浴。実は睡眠ともいい関係にあることがわかっています。大阪ガスが行った実験では、浴槽入浴と比較しても眠りの深さを示す脳波の値が大きく、目覚めの感覚もよいという結果が出ています。
 

ミストサウナなら、湯船に浸からなくても短時間で体が芯から温まります。洗い場で体や髪を洗いながら、同時にミストサウナで体も温められるので、湯船にゆっくり浸かる時間がない時や、忙しい方にもおすすめです。

東京ガスのミストサウナ「Misty(ミスティ)」について詳しくはこちら 大阪ガスのミストサウナ「ミストカワック」について詳しくはこちら
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眠気を覚ましたいときはどうしたらいいの?

お風呂は眠りだけでなく、目覚めとも“いい関係”にあります。入眠には浴槽入浴ですが、目覚めにはシャワーが活躍!熱め&水流の強いシャワーを浴びることで、交感神経が優位になり、活動モードに入ります。その効果は朝の定番・コーヒーよりも高いことがわかっています。また、朝のシャワーは、体臭予防の観点からも有効です。長く浴びる必要はなく、3分ほどの入浴で十分です。朝の弱い方はぜひ習慣にしてみてください。 朝のシャワーの効果グラフ

いかがでしたか? 「お風呂と眠りのいい関係」についておわかりいただけたでしょうか。
美容も健康もキホンは睡眠! お風呂を良質な睡眠のためのツールとして活用して、毎日の体調管理につなげていきましょう!

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