温室であり階段室でもあるこのお風呂は、どのように生まれたのでしょうか?
さちこさんは洗濯物を干すのに、いちいち玄関にある階段を上がり2階の物干し場に出なければならず不便に思っていました。また、園芸が趣味のご主人は温室がほしいと考えていました。さまざまな道具があり、外にも収納が必要でした。郡さんの頭の中にこれらがインプットされ、そして、これらを一緒にして広い空間にしようという提案になりました。
かなり大胆な発想で、郡さんも提案する時はおそるおそるだったそうですが、さち子さんたちの
「へぇ、おもしろそうじゃない!」という一言で決まりました。浴室の隣にある洗濯機で洗い終わった洗濯物は、浴室の階段を上がって2階の物干し場へ。庭にある鉢やプランターは、寒い季節になると2階の“舞台”や階段に移されます。庭から出し入れする物置は浴槽後ろの踊り場の下。これは150cmの壁になり、外からの視線を遮ります。
さて、これだけ天井が高いと、冬の寒さが気になりますが、さち子さんは友だちの家などで床暖房を体験していたこともあって、最初から床暖房にしたいと考えていました。
フローリングを敷いたリビングだけでなく、ご自慢のお風呂にも床暖房です。ただ天井が高い分、床だけではなく壁面にも設置して2方向から暖めています。昼も夜も、1年中楽しみたくなるお風呂です。
「夫も子どももお風呂に入ったらなかなか出てこないんです。それが一番変わったことかしら」と笑うさち子さんです。
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