日本のお風呂をもっと楽しもう『湯の国』
お風呂をもっと快適に、お風呂をもっと楽しむために
湯煙コラム

Vol. 74 野村佑香

日本でも海外でも、大好きなお風呂を満喫!

野村佑香(のむら ゆうか)

女優。1984年神奈川県横浜市出身。成城大学文芸学部卒業。3歳からモデルを始め、現在も女優として活動し、テレビ、映画、舞台などで意欲的に活躍中。2009年よりマクロビオティックを実践し、公式ブログ「ゆるマクロビLifeブログ佑食」を開設。公式ブログ「nomulabo」とともに日々更新中。NHK BS プレミアム「ぐるっとシリーズ」の旅番組が好評を博している。2013/4/4〜4/7 まで、舞台「隣人予報」に出演予定。

野村佑香公式ブログ nomulabo
ゆるマクロビLifeブログ 佑食
企画集団マッチポイント(隣人予報)公式ブログ
 
私にとって、バスタイムは至福のひとときです。一日にたまった疲れが溶け出すような温かさも好きだし、お湯のなかに入ると気持ちが落ち着きます。昨年結婚して実家を離れたのですが、いま住んでいる自宅のバスルームはなかなか面白いつくりで、とても気に入っているんです。かなり築年数がたっているので、あちこちが今では考えられないほど個性的な設計で、この物件を見つけたときは大喜びでした。

その浴室は全面レトロなタイル張りになっていて、それだけでもめずらしいのですが、浴槽の背中にあたる部分がまるで温泉のように本物の岩で出来ているんです。子どもの頃から仕事をしてきて、お風呂で緊張をとくのが習慣になっている私にとって、浴室がリラックスできる雰囲気なのはありがたいです。
普段からお風呂に好きな本を持ち込んだり、ときには台本を読んだりもしますが、本当に気持ちをゆるめたいときには電気を消して、フローティング・キャンドルやバス用プラネタリウムの光だけで過ごします。浴室を真っ暗にしたことがない方はちょっと不安かも知れませんが、いつも使っている視覚を休めてあげることで、意外なほど疲れがとれますよ。

お気に入りバスグッズは、誕生日に妹からプレゼントしてもらったお風呂専用の檜(ひのき)アロマスプレー。浴室の蒸気が立ち込めた中にシュッとスプレーするだけで、浴室がよい薫りに包まれて、心が満たされます。じつは自分から「これが欲しい」と頼んだスプレーなので、間違いなく好みの香りなのです(笑)。
冷えが気になる季節や風邪のひき始めなどによくやるのが、「温冷浴」。これは半身浴に、東洋医学の考え方をプラスしたものです。冬は湯船でしっかり温まっても、すぐに体が冷えてしまいますよね。これは温まった血管が広がったままのため、どんどん放熱してしまうからだそうです。そこで、温まる半身浴と血管を収縮させる水浴びを組み合わせることで、保温効果を高めます。私が実践しているのは、41〜42℃の熱めのお湯で数分間半身浴をして、それから腕の「肘(ひじ)から先」、脚の「ひざから下」に水をかけます。これを5回程度繰り返すだけで体が汗ばんで、お風呂から上がった後もいつまでもポカポカですよ。
お湯と水を交互に浴びるのはサウナも同じ。以前訪問したフィンランドのサウナで、はじめてその魅力が分かったんです。“サウナ発祥の地”フィンランドは、だれもがサウナ好き。湖畔や海のそばでバカンスを過ごすためのセカンドハウスを多くの人が持っていて、こうした別荘地には必ず近隣の人が集まる社交場のようなサウナがあるのです。

フィンランド式では、室内に薪で焼かれた石を置き、柄杓(ひしゃく)で水をかけて蒸気を発します。「Vihta(ヴィヒタ)」と呼ばれる白樺の小枝の束で体を叩きつつ、熱々のスチームによって体が温まったら、隣接の海や湖にダイブしてクールダウン!これがあまりにも気持ち良くて、ロケに同行していたスタッフにも「必ず入って!」と強くお勧めしたほど。大自然の中の本格サウナなんて、日本ではなかなか体験できるものではありません。北欧への旅行を計画されている方は、ぜひ現地でお試しくださいね。

文/野村佑香(のむら ゆうか)


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