日本のお風呂をもっと楽しもう『湯の国』
お風呂をもっと快適に、お風呂をもっと楽しむために
湯煙コラム

Vol. 13 藤村俊二

オ風呂ード

藤村俊二(ふじむら しゅんじ)

俳優。
1960年にNDT公演「TOKYO1961」の一員としてヨーロッパ公演に参加。そののち単身パリで1年間パントマイムを学ぶ。帰国後に振付師としてテレビやコマーシャルに関わる。「8時だョ!全員集合」主題歌の振り付け、レナウン「イエイエ」のCFの振付を手がけ話題に。
また出演者として「巨泉・前武ゲバゲバ90分」「カリキュラマシーン」どの人気番組にも出演。現在も多方面で活躍中で、著書「贅沢のすすめ」他を執筆中。
11月3〜29日まで、梅田コマ劇場にて『用心棒』舞台出演。
 
まだ見たこてゃありませんが、"烏(カラス)の行水"・・・私、それ以下かもしれません。
毎日ほとんどシャワー。
お風呂の中でもの想う、沈思黙考、とてもとても……お湿り程度につかるゴルフあとの湯、温泉詣での長旅の夜、カラダ休めのただボーッと湯。
ひたすらリフレッシュのみの、ザバー シャワシャワ ザバー コシュコシュ サーッ パッ!
でも、やっぱりお湯でなけりゃ・・・ンなわけで、先日キューバへ行ってまいりました。
ハバナ旧市街、由緒ある、さるとあるホテル、八泊の間、お湯が出たのは三回だけ・・・
"ヘイ 湯ゥ アミーゴ"
やっぱりお湯ですネ! この時ほどバスタブにたっぷり浸りたいと思ったことはございません。
もしその時、湯舟に身を任せていたら、エネルギーのこと、政治経済のこと、国家のこと、はたまた人類のことなど考えていたのかも知れません……。
でも、只今も又、ものも考えずシャワーの毎日。
だもんで、私のお風呂はオフロードvol13_illust.jpg そんな私ではございますが、ひそかに考えていることがございます。
何処か山を背負って海を望むそんなところに、家のまわりが全部お風呂……それなら屋上に造ればいいじゃないかとお思いでしょうが、そうじゃないんです、ダメなんです。
入口を除きぐるりがお風呂なんです。
どこの部屋からでもお風呂に入れるんです。ですから、全部の部屋がお風呂付きなんです。
もう名前もつけてあるんです。"オムニバス"。山を見たけりゃ山を見る、海を見たけりゃ海を見て、見たくなければ横を向く、如何でしょうか・・・。
私めがくり返している毎日の生活の中の入浴ではない、日常に非ずの湯。
いくつかの短編を一つのテーマでまとめた湯、"オムニバス"。
テーマは勝手、ストーリーはそこに入ってから考えましょう。入った人が主役でネ。
湯 アー ソー ビューティフル

文/藤村俊二(ふじむらしゅんじ)
イラスト/花岡道子

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