人間の味覚は、食べ物を口に入れたとき、その食べ物の温度で味の感じ方に大きな変化が起こります。とくに味噌汁やスープなどの汁物類は、温度の高低の影響が大きいといわれており、「おいしい」と感じるためには、ある程度の温度の刺激が必要になります。温度の刺激を感じるのは、体温との差が25℃以上であることが条件で、熱い物ならば62℃以上、冷たい物は12℃以下といわれています。
●味噌汁の「おいしい温度」・・・62〜70℃ 味噌汁は冷めると塩味が強くなり、とがった感じになります。また味噌の香りも温度が低すぎると半減してしまうので、62〜70℃が適温といえます。
●お茶 紅茶や番茶などは70℃くらいの熱い温度がよいですが、甘味を楽しむ玉露などのお茶は、ぬるめの50度くらいの方がおいしく感じます。
●スープ コンソメスープなど、さらさらタイプのスープは60℃くらいが適温で、それ以上熱いと味がわからなくなってしまいます。またポタージュスープなどのとろみのあるスープは、60℃だとやけどをしてしまうので、50℃くらいが適温です。
●おしるこ 甘味の強いものは、50℃代の温度のほうがおいしく感じます。