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お風呂大好き! バスルームは∞の多目的空間
著者インタビュー
「お風呂大好き!」を執筆することになったきっかけは?
私が所属する都市生活研究所で、都市に暮らす方々のお風呂に関する調査や研究などを行っていたところ、日本とアメリカのバスタイムにおける興味深い矛盾を見つけたのです。
シャワーが主流な欧米などでは、お風呂に対する思い入れは少ないだろうと思うのが普通ですよね。ところがアメリカでは、バスルームはシャワーブースとバスタブが独立した空間で設けられていたり、夫婦専用のバスルームと子供たちの共用バスが別々にあるなど、驚くほど豊かな空間を持っています。これは居住面積が豊かであるせいだけでなく、入浴の目的に合った入浴スタイルが確立しているからであり、朝は目を覚ますために強力なシャワーを浴び、夜も毎日とはいいませんが、心底リラックスするためにゆったりとお湯に浸かる習慣があるからです。
一方日本は、湯船に浸かるひとときをこよなく愛する風呂好きなお国柄なのに、浴室は住まいのなかでも狭く、寒く、暗いスペースになっているのが実情です。そこで、日本のみなさんにもっとお風呂を楽しんでほしい、そのためには、どんな入浴方法や環境づくりがポイントになるかを、ご紹介したいという気持ちで執筆しました。
この本を通じて、どんなことを伝えたいですか?
最近、さまざまなメディアで半身浴などが取り上げられ、お風呂の楽しみ方が浸透してきていますが、「お風呂に入ると寝付きが悪くなる」とか「半身浴では温まらない」という声もあり、よく話しを聞いてみると、断片的な情報により、正しい知識を持っていない方が多いのです。そこで、まずきちんとした知識をわかりやすく伝えられるように、入浴方法の基本が頭に残るような紹介の仕方を考慮しました。
また半身浴だけでなく、さまざまなライフスタイルに合わせたバスタイムの過ごし方や、ラクしてキレイな浴室が保てるコツなどをご提案しています。お風呂は、プライベートで開放的な時間です。その時間を上手に活用し、明日の活力を養えるようなお風呂の過ごし方のヒント、きっかけをつかんでもらえると幸いです。


早川さんご自身のバスタイムの過ごし方を教えてください。
平日と休日では、入浴時間も過ごし方も異なりますね。平日は1日を疲れをとるために20分弱の半身浴の後、熱めのシャワーで肩などをマッサージ、休日は本や雑誌を読みながら、半身浴でゆったり1時間くらい過ごします。
昔は、長くお風呂に入ることが嫌いだったんです。子どもの頃は、浴槽が深い和風タイプのお風呂だったので、肩まで浸かると息苦しくなってしまい、「お風呂なんかじゃ全然リラックスできない」と思っていました。でも、引っ越した先が洋風タイプのバスタブで、手足が伸ばせるうえ浴槽も浅く、湯船に浸かってみると、息苦しくないし、プカプカと漂う感じがとても心地よく、これを機に長湯に開眼しました。私の場合、バスタブの様式がきっかけになりましたが、お風呂での過ごし方や入浴方法によって、バスタイムは今までとまったく違うものになると思います。
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お風呂大好き!