バスルームの壁と直角の天井をドーム型のような曲面にすると、空間に広がりが出ます。なぜなら、頭上を包み込むような曲面は距離感を曖昧にするので、広くなったような感覚が得られるからです。 また大きめの鏡を効果的に使うのもよいでしょう。脱衣室や他室との仕切り壁を素通しのガラス張りにして一体感を持たせる方法もあります。
浴室の照明は光りの強弱を調節できるのが理想です。お湯につかってゆったりするときと、体を洗うときでは、都合のよい明るさが違いますし、その時の気分によっても必要な明るさが異なるからです。最近、リビングルームでは当たり前のように調光器が設置されていますが、バスルームにも設置することをおすすめします。 夜の入浴でリラックスしたい時は、リビングルームなどと同様に、白熱色の少し暗めの照明がよいでしょう。また間接照明やスポット照明にすると、空間に広がりを感じることができます。なお照明器具は、窓と反対側の壁につけると、すりガラスの窓でも自分の影が影絵のように窓に映し出されてしまうのでご注意を。窓際の壁につけるようにしましょう。
狭いバスルームのインテリアは、アイボリーやパステルなどの明るい色を基調にするのがコツです。清潔感もあり、入浴する時の気分でいかようにも変化できる余地を残しておきたいからです。よほど広い浴室や窓が大きくとれる浴室でない限り、バスタブや壁は明るく薄い色にした方がよいでしょう。お湯も水色がもっとも美しく見えるのは白のバスタブです。入浴剤や照明の色も映えます。ただ寒い季節には、お湯の水色が少し寒々しく感じる場合がありますので、壁や小物には暖色系の色みを少し混ぜておくとよいでしょう。白やアイボリーの壁の場合も、暖かみがある色調(グレーや青みがかっていないもの)を選びましょう。
衣服を着て過ごすリビングルームに暖房がないという家はほとんどないのに、裸で入るバスルームに暖房がない家が多いのは不思議だと思いませんか? 本来はやすらげるはずのお風呂でも、寒くてガタガタ震えながら入るのでは快適なはずがありません。 寒くない浴室にするためのもっとも効果的な方法は、浴室に暖房機をつけることです。ここ数年、浴室の設備機器は非常に進歩しています。情報を集めて快適な浴室づくりに役立ててください。
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